サイトマップ RSS

トヨタ女性役員逮捕で社長会見 「謝るのも責任」 トップが危機対応 (4/4ページ)

2015.6.20 08:00

記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪するトヨタ自動車の豊田章男(とよだ・あきお)社長=2015年6月19日午後、東京都文京区の東京本社(古厩正樹撮影)

記者会見の冒頭、頭を下げて謝罪するトヨタ自動車の豊田章男(とよだ・あきお)社長=2015年6月19日午後、東京都文京区の東京本社(古厩正樹撮影)【拡大】

  • トヨタのジュリー・ハンプ常務役員(共同)
  • 輸入された小箱の中身=2015年6月19日現在

 ≪麻薬、「ネックレス」で輸入 隠蔽工作か≫

 麻薬オキシコドンの錠剤を密輸したとして、麻薬取締法違反容疑でトヨタ自動車の常務役員、ジュリー・ハンプ容疑者が逮捕された事件で、小包は「ネックレス」の品目で輸入されていたことが19日、警視庁への取材で分かった。錠剤は小包の底や紙袋に分けて入っており、警視庁は輸入を禁じられていることを知りながら隠蔽を図ったとみて捜査している。

 警視庁によると、小包の中には縦7センチ、横10センチ、高さ3センチ程度の紙製とみられる小箱が入っていた。小箱の中には玩具とみられるネックレスやペンダントが入っており、錠剤は箱の底や一緒に入っていた紙袋、ペンダントケースの底の3カ所に隠されていた。

 オキシコドンは鎮痛剤として処方されることもあるが、警視庁は現段階でハンプ容疑者が錠剤が必要な状態ではなかったとみている。

 日本ではオキシコドンは医療用として承認されており、主にがん治療の痛み緩和に使われている。海外から日本に持ち込むには、医師の診断書などを添えて事前に厚労相の許可を得る必要があり、郵送などでの輸入は認められていない。ある麻酔科医は「米国ではがん以外にもかなり広く使われており、適応しない人が使用して、問題化している。日本との認識の差は大きい」と話している。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ