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【野口裕之の軍事情勢】尖閣の世界遺産登録を狙う中国の地図爆買い (3/5ページ)

2015.6.22 06:00

中国・湖南省長沙の印刷工場で、刷り上がったばかりの中国の「公式地図」。ニセ地図よろしく、尖閣も中国領としている=2014年6月27日(AP)

中国・湖南省長沙の印刷工場で、刷り上がったばかりの中国の「公式地図」。ニセ地図よろしく、尖閣も中国領としている=2014年6月27日(AP)【拡大】

 そも、南シナ海の海底を掘削して出る大量のサンゴや砂・岩で8平方キロを埋め立て、コンクリートを流し込んで数多の軍事基地を構築、環境破壊を止めない中国が世界遺産申請=文化財保護とは片腹痛い。浚渫船やブルドーザーを使う荒っぽい掘削は、係争相手国の歴史的文化財を葬るのにも都合良さそうだ。

 「歴史調査用基地」も出現

 必要とあらば《戦略的国境(辺疆)》を拡張し、他国領だろうが編入する覇道を“王道”だと錯誤する、中華帝国の狂信性は怖い。従って、中国が尖閣の世界遺産登録に食指を動かしても驚きはしない。尖閣が歴史的に海のシルクロードの道筋に在ったか否かは、この際意味を持たぬということ。

 “歴史調査・発掘用基地”も浙江省温州市に出現する。一つは準軍隊・海警局の管轄で、50ヘクタールの敷地に排水量1万トンの公船6隻が停泊できる1200メートル岸壁や航空機用格納庫の完成を目指す。中国大陸の都市中最短の350キロで尖閣に至り、現行基地に比べ100キロ航路が短くなる。一方、温州市沖の島では軍の基地が建設中で、滑走路やヘリポート、最新レーダーや高速通信施設が設けられる。尖閣まで300キロで、沖縄本島からより100キロも近い。

「一帯一路」構想の正体

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