三回、本塁打を浴びたカブス・和田毅(つよし)=2015年6月22日、米イリノイ州シカゴ(ゲッティ=共同)【拡大】
米大リーグは22日、各地で行われ、カブスの和田はシカゴでのドジャース戦に先発したが、左肩に異常を訴えて2回0/3を2安打1失点で降板し、今季2勝目はならなかった。チームは4-2で勝ち、3連勝とした。
和田が三回、先頭打者に左越え本塁打を浴び、次打者に左前打を許したところで左肩に異常を訴えた。トレーナーらと話し合った後にマウンドを降り「調子自体は良かったので悔しい」と表情を曇らせた。
一、二回はともに三者凡退に退ける上々の滑り出しだった。前回登板した17日のインディアンス戦ではボールが先行する場面が多く見られたが、この日は対戦した最初の6人に対して初球からテンポよくストライクを投げ込み、順調にアウトを積み重ねた。しかし三回のウオーミングアップでカーブを投げていた時に異変を感じたという。
「自分ではそんなに時間がかかるとは思ってないし、明日の状態を見て、次回の登板の準備をしていきたい」と前向きに話した。(共同/SANKEI EXPRESS)