約18年ぶりの高値となった日経平均株価=2015年6月24日午前、東京都中央区(早坂洋祐撮影)【拡大】
「外患」にらむ展開
底堅い日本株の懸念材料となるのは、米国の利上げなど世界経済の変動だ。金融市場は、米国の年内の利上げを織り込み始めたとされる。だが、岡三証券の大場氏は「利上げに伴う米国株の反応次第で、日本株も無傷ではいられない。大きな懸念材料だ」と語る。
一方、大和証券の高橋卓也日本株シニアストラテジストは「利上げペースは緩やかとみられる上、(利上げで)円安ドル高が進めば企業業績を下支えする。株価の大きな下押し要因にはならない」とみる。
ギリシャの債務問題はやや緊張が緩和された。だが、SMBC日興証券の丸山義正米国担当シニアエコノミストは「債務問題そのものが終わったわけではない。再び金融市場でリスク要因として浮上する恐れがある」と指摘する。日本株は当面、“外患”をにらんだ展開となりそうだ。(森田晶宏/SANKEI EXPRESS)