2013年のミスUSAに選ばれたエリン・ブラディさん(右)と壇上で並ぶドナルド・トランプ氏。その発言で中南米系女性を敵に回し、ミスUSAは存続の危機を迎えている=2013年6月16日、米ネバダ州ラスベガス(AP)【拡大】
NBCは予定通り全米向けに放送するが、「トランプ氏の発言はNBCの考えを代弁するものではありません」と、あえて距離を置く声明を出した。
弁解の一方、局提訴も
さすがにまずいと思ったのか、トランプ氏は25日、FOXニュースに対し「私はメキシコとメキシコ人が大好きだ」と弁解。一方で、ユニビジョンを契約違反で提訴すると表明した。
大統領選で鍵を握るとされているのが、2012年時点で全米の人口の約17%を占め、急増している中南米系住民だ。本来は民主党の支持基盤だが、トランプ氏と指名を争う共和党の有力候補のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)は出馬演説でスペイン語を交え、「意味のある移民制度改革に取り組む」と表明するなど、中南米系住民の取り込みに躍起となっている。
トランプ氏が共和党候補の指名を勝ち取る可能性は低く、今回の暴言が予備選の大勢に影響を及ぼすことはなさそう。ただ、ミス・ユニバースはベネズエラなど中南米の代表が席巻しており、彼女たちを怒らせるとタダでは済まない。(SANKEI EXPRESS)