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「高速鉄道外交」近づく中露 (3/4ページ)

2015.7.3 09:30

中国が世界中に輸出推進を図る高速鉄道の車両工場=2015年2月11日、中国・河北省唐山市(共同)

中国が世界中に輸出推進を図る高速鉄道の車両工場=2015年2月11日、中国・河北省唐山市(共同)【拡大】

  • ロシア・首都モスクワ-ロシア連邦タタルスタン共和国・首都カザン-中国・首都北京市

 中国とロシアは旧社会主義陣営としての同盟関係にあったが、経済や技術面でロシアが中国を支援する時期が長く続いた。近年、高度経済成長を実現した中国がロシアを助ける「逆転現象」が目立つようになった。特にロシアによるクリミア併合以降、欧米など国際社会がロシアに対する圧力を高めるなか、中国が経済面でロシアを支援する姿勢を一層、明確化した。共産党関係者は、モスクワと北京を結ぶ将来の高速鉄道について「中露連携の政治的シンボルの意味がある」と述べた。

 中南米やアフリカへも

 中国の習近平政権は、海と陸のシルクロード経済圏の構築を進めており、今回の高速鉄道建設はその一環と位置づけられている。ロシアのほか、タイなどの東南アジア、中央アジアなどでも中国とつなぐ高速鉄道の建設構想が進められており、将来的にはバンコクから出発して、中国全土を縦断し、モンゴル、ロシアを経て欧州にいく鉄道の旅が実現できるかもしれない。物流が便利になるなどの経済効果のほか、地域における中国の政治的影響力を高めることも中国の狙いだ。

中国の「高速鉄道外交」

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