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「正義とは」 掘り下げることができた 映画「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」 エリザベス・オルセンさんインタビュー (2/5ページ)

2015.7.3 13:00

「世界中の人々が劇場に足を運ぶシリーズに参加できて光栄」と語る、女優のエリザベス・オルセンさん=2015年6月22日、東京都港区六本木(早坂洋祐撮影)

「世界中の人々が劇場に足を運ぶシリーズに参加できて光栄」と語る、女優のエリザベス・オルセンさん=2015年6月22日、東京都港区六本木(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「アベンジャーズ_エイジ・オブ・ウルトロン」(ジョス・ウェドン監督兼脚本)。7月4日公開(ドリームアーツ提供)

 《アイアンマンとして人類の危機を何度も救ってきたトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は、アベンジャーズの限界を強く意識し、手に負えない敵の襲来に備えて、自らが開発した平和の維持に尽力する人工知能「ウルトロン」を起動させる。だが、ウルトロンは「究極の平和」を実現するためには、平和を脅かす存在として人類の抹消が必要と判断し…》

 完全に独立した役柄

 オルセンが演じるのは、自ら進んで受けた人体実験の結果、人の心を操る能力と念動力を身につけた双子の一人、スカーレット・ウィッチことワンダ。ある独裁国家で生まれた彼女は米国人のスタークが作った兵器によって家族を殺害され、アベンジャーズへの復讐(ふくしゅう)を誓っていた。

 「ワンダという人物は、例えば、共演する男性キャラクターの側に何らかの事情があるため、必然的に登場することになる女性キャラクター-といった他律的な存在ではありません。あくまで自分側の理由で作中に存在する完全に独立したキャラクターなのです。そんな役をもらえて、私は本当に満足しています」。作中、ワンダはアベンジャーズ面々が抱えるトラウマを意識下に引き出して幻惑し、彼らの弱点すらも浮き彫りにしてしまう。結果的に、固い結束を誇ったメンバー間に隙間風が吹き始める。

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