穴子のフリット_生春巻き仕立て(900円)。サニーレタスにライスペーパー、キュウリと大ぶりの穴子のフリットにラッキョウとスイートチリソースをたっぶりのせていただく。甘酸っぱ辛い味わいは日本と東南アジアの食材を結びつける=2015年6月25日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)【拡大】
父から受け継いだ味
戦前生まれにもかかわらず台所に立つことをいとわなかった、というお父様からレシピを受け継いだのが「みょうがごはん」。あられ状に切ったミョウガとナス、キュウリにしょうゆを混ぜ合わせるだけ、というシンプルな混ぜごはんだが、ミョウガの香りが鼻に抜けると、蒸し暑い京の夏も涼やかな気持ちになる。
料理を盛りつけるお皿やグラスも、吉田さんのお眼鏡にかなった作家もの。ちょっと他にはない味わいのある食器類は見ているだけで楽しくなる。そんな古民家を彩る明かりはほんのり温かく、女将の人柄を表しているかのようだ。(文:木村郁子/撮影:志儀駒貴/SANKEI EXPRESS)
■吉田屋料理店 京都市中京区丸太町御幸町下ル五軒目東側路地奥、(電)075・213・2737。営業時間は午後6時から午前0時。日・月定休(不定休有り)。HPはwww.kyoto-yoshidaya.jp。予約がベター。
※価格はすべて税抜きです。