【大相撲】照ノ富士、初日は碧山戦

　日本相撲協会は１０日、大相撲名古屋場所（１２日初日・愛知県体育館）の取組編成会議を開き、２日目までの取組を決めた。夏場所で優勝し、新大関となった照ノ富士は初日に過去４戦全勝の碧山（あおいや）と、２日目は２戦２敗の勢と対戦する。

　初日と２日目の対戦相手が決まっても、照ノ富士は特に意識は示さなかった。１０日に名古屋市瑞穂区の伊勢ケ浜部屋で「誰でもいい。どうせ当たるんだから。いつも通りです」と笑みを交えながら話した。

　碧山は夏場所の千秋楽に会心の寄りで下した相手。初優勝につながった一番を思い返し「ああいう相撲が取れたらいいね」と話した。

　この日は新小結の宝富士らと１５番の申し合いで軽く汗を流した。「自分は前頭の時、対戦する横綱や大関はオーラがあるなと思っていた。自分はどういうふうに見えるのかな」と初日を待ちわびた。２００６年夏場所の白鵬以来となる新大関優勝も十分に可能性がある。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）