3年ぶり6度目の優勝を果たし、喜ぶセリーナ・ウィリアムズ=2015年7月11日、英国・ウィンブルドン(共同)【拡大】
テニスのウィンブルドン選手権第12日は11日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子シングルス決勝は第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(33)=米国=が第20シードのガルビネ・ムグルサ(21)=スペイン=に6-4、6-4で勝ち、3年ぶり6度目の優勝で2度目の四大大会4連勝を達成した。「またできるなんて信じられない」と声を弾ませた。
第1セット第1ゲームを3本のダブルフォールトを犯して落とす最悪の立ち上がり。だが、相手サーブの第8、第10ゲームを奪って第1セットをものにした。第2セットも粘るムグルサを振り切った。
昨年の全米で18度目の四大大会制覇を果たして米国勢最多だったナブラチロワ、エバートに並び「どうしても勝ちたい」という力みが消えた。以降はグランドスラムで黒星がない。「年齢を重ねて精神的にタフになっている。たぶん来年の私はもっと強い」(共同/SANKEI EXPRESS)