阪神戦の一回、適時打を放った巨人の坂本勇人=2015年7月20日、兵庫県西宮市・甲子園(白鳥恵撮影)【拡大】
プロ野球は20日、各地で5試合を行い、甲子園球場では巨人が阪神に2-0で勝って連敗を4で止め、勝率を5割に戻した。先発のマイコラスが6勝目。八回から継投も決まった。一回に坂本の適時打で先制し、九回に長野のソロで加点した。阪神は六、七、八回と得点圏に進めた走者を生かせなかった。
巨人の坂本が試合開始直後の一回1死二塁のチャンスで阪神の先発左腕・岩田から左前へ先制適時打。「コンパクトに振る中で、フォークについていくことができた」と自身の一打を解説した。
球宴を挟んで再開した公式戦の最初の打席でいきなり結果を出し、「いい形でスタートできてよかった」と笑顔。3番に座る主将がまずはバットでチームを勢いづけた。若き主将は後半戦へ向け「今まで以上に一戦一戦が重要になる。レギュラーは分かっていると思うけど、若い子もいるので、僕が言っていきたい」と力強く言い切った。(SANKEI EXPRESS)