東アジア・カップのメンバーを発表するサッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督=2015年7月23日、東京都文京区(共同)【拡大】
日本サッカー協会は23日、8月に中国の武漢で開催される東アジア・カップの男子日本代表23人を発表し、宇佐美(G大阪)、柴崎(鹿島)、興梠(浦和)らが選ばれた。欧州のクラブに所属する選手は入らず、国内組で構成された。
昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会代表は山口(C大阪)、森重(FC東京)ら4人だけのフレッシュな顔触れ。J1の第1ステージを制した浦和の武藤や、リオデジャネイロ五輪世代の遠藤(湘南)ら4人が初選出された。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は「国内組にとって、かなりいいテストになる。勝つためのトライをして、できればカップを持って帰りたい。アウェーなので、心理面でかなり強いものを見せなければならない。できるだけ多くの選手を使いたい」と話し、さらに「大事なのは結果。その中で新しい選手が(力を)見せつけなければいけない大会」と狙いを口にした。
4カ国によるリーグ戦で、2連覇が懸かる日本は2日に北朝鮮、5日に韓国、9日に中国と対戦する。