一気の寄りで豪栄道(右)を下した白鵬=2015年7月24日、愛知県名古屋市中区の愛知県体育館(共同)【拡大】
豪栄道には、この1年3勝3敗と互角だった。先場所は土俵際の微妙な決着で敗北。物言いがつかなかったことに不満そうな表情を浮かべ、なかなか土俵を下りようとせず、物議を醸した。この日は相手が土俵を割るまで一切、隙を見せなかった。先場所への意識を問われと「多少ね」と、否定はしなかった。
好敵手の稀勢の里を迎え撃つ14日目に優勝が決まる可能性がある。「もう2日だけど、まだ2日。いい相撲をとれるように」と強調した。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)