首都北京市内の建設現場。中国経済の減速感が増している=2015年7月7日、中国(ロイター)【拡大】
日本政策投資銀行が4日まとめた大企業の国内設備投資計画調査によると、2015年度は14年度実績比13.9%増と4年連続で増える見通しとなった。特に、製造業が24.2%増と、夏時点の計画としては1990年度(23.6%増)のバブル期を超える高い伸び率となる。足元の好業績を背景に、設備投資に前向きな姿勢が維持されていることが示された形だ。
資本金10億円以上の大企業を対象に6月に調査、2203社が回答した。
製造業の設備投資計画が高い伸びとなったのは、世界的に航空機やエコカー、スマートフォンなどの成長分野の需要拡大が続いていることが背景にある。この結果、投資理由では「維持・補修」が1.5ポイント減り、「新製品・製品高度化」(0.2ポイント増)、「研究開発」(0.6ポイント増)が増加するなど、前向きな投資動機が増えた。
非製造業は8.7%増。訪日外国人客の増加を背景に物流施設や商業施設への投資が増加するほか、2020年東京五輪に向けた不動産再開発の動きが続いている。