首都北京市内の建設現場。中国経済の減速感が増している=2015年7月7日、中国(ロイター)【拡大】
政投銀の川住昌光産業調査部長は4日の記者会見で「世界的に需要が旺盛なスマートフォンや車載カメラ向け半導体、中小型ディスプレーの設備投資が大きく伸びている」と説明した。
自動車もエコカー関連の好調などで前年度比25.7%増を計画する。大規模金融緩和による円安・株高効果が国内企業の収益を押し上げたことで、各社の投資意欲は高まりつつある。
ただ、政投銀によると、08年のリーマン・ショック以降、毎年の投資実績値は計画値を7~11ポイントも下回ってきた。14年度も、計画値は15.1%増だったのに対し、実績値は6.3%増にとどまった。
政投銀の田中賢治経済調査室長は「14年度は夏以降、景気の力強さが乏しくなり、設備投資を先送りする動きが広がったようだ」と分析した。