米ニューヨークでのファッションショーに登場した歌手のケイティ・ペリーさん(左)とデザイナーのジェレミー・スコットさん=2015年5月4日(ゲッティ=共同)【拡大】
ライムさんは、アディダスやコンバースといったスポーツブランド大手と仕事をした経験を持つが、反権威や反権力を掲げるストリート系のアーティストである自身のイメージを崩さぬよう、提携企業の選定には常に慎重な姿勢で臨んでいる。
それだけに、ストリート系の対極にあるセレブなブランド、モスキーノに肩入れしたと思われるのは我慢ならないらしく、CNNに「常軌を逸している。われわれアーティストは団結して立ち上がり、二度とこんなことが起きないようにすることが大切だ。俺たちの生活がかかっているんだ」と激怒した。
ただ、8月6日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、違法な落書きの著作権保護を法廷で主張するストリート・アーティストらに対して、「その権利を得る以上に、違法行為の罪にさらされる危険がある」と警告。その一方で、「落書きアートが違法であるという問題と著作権法の解釈は別だ」と指摘。米ケース・ウエスタン・リザーブ大学で知的財産権法を教えるアーロン・パーザノウスキー・法学教授の意見を紹介して、落書きアーティストも普通のアーティストと同様に著作権は保護されるべきだと報じている。有名ブランドと超人気歌手を巻き込んだ訴訟の行方が注目される。( SANKEI EXPRESS)