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急な荷物もお届け こうのとり5号機、ISSへ (1/3ページ)

2015.8.20 07:00

物資補給機「こうのとり」5号機を搭載して打ち上げられたH2Bロケット5号機=2015年8月19日午後8時50分、鹿児島県熊毛郡南種子町の種子島宇宙センター(沢野貴信撮影)

物資補給機「こうのとり」5号機を搭載して打ち上げられたH2Bロケット5号機=2015年8月19日午後8時50分、鹿児島県熊毛郡南種子町の種子島宇宙センター(沢野貴信撮影)【拡大】

 国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「こうのとり」5号機を載せたH2Bロケットが19日午後8時50分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。

 ステーションには24日午後8時ごろに到着の予定で、滞在中の油井亀美也(ゆい・きみや)さん(45)が日本人飛行士で初めてロボットアームでつかんで取り付ける。米航空宇宙局(NASA)の管制室で若田光一さん(52)が交信を担当。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の筑波宇宙センターも管制を担い、油井さんと連携して作業する。

 油井さんはこれまで「日本の力を世界に見せたい」と述べ、意気込んでいる。

 油井さんら飛行士が滞在する国際宇宙ステーションの運用には、水や食料、実験装置などの物資補給が欠かせない。JAXAはNASAの緊急要請を受けて、こうのとりに追加の荷物を搭載した。打ち上げ間近の急な変更にも対応できる柔軟な輸送能力を世界にアピールした。

荷物をバランス良く積み込むことが重要

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