ウクライナの映画監督、オレグ・センツォフ被告=2015年8月25日、ロシア・ロストフ州ロストフ・ナ・ドヌ(AP)【拡大】
ロシアによるウクライナ南部クリミア半島の併合に対する抗議活動を行っていたウクライナの映画監督、オレグ・センツォフ被告(39)がクリミアでのテロ攻撃を計画した罪に問われた裁判で、ロシアの軍事裁判所は25日、被告に禁錮20年の実刑判決を言い渡した。英BBCが伝えた。
被告は無罪を主張しており、上訴する方針。この判決に対し、欧米の政府は「国際法に反する」などと反発を強めている。センツォフ被告は併合から2カ月後の2014年5月、クリミア半島で逮捕された。(SANKEI EXPRESS)