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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(4)ハバナ キューバの「シンボル」に出会う (2/4ページ)

2015.9.8 15:30

自転車のカゴにおとなしく乗っているその姿は凛として威厳があった。飼い主の紳士はこの愛犬を連れて路上パフォーマンスをしてみんなを笑わせるのが楽しみと言った=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)

自転車のカゴにおとなしく乗っているその姿は凛として威厳があった。飼い主の紳士はこの愛犬を連れて路上パフォーマンスをしてみんなを笑わせるのが楽しみと言った=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)【拡大】

  • 首都ハバナのおもだった広場には雰囲気を盛り上げるための要員として民族衣装で着飾った婦人たちがいて記念撮影に応じてくれる。そしてお礼の気持ちとしてチップを渡すのが挨拶になっている=キューバ(酒井久美子さん撮影)
  • アルマス広場で出会った人なつこい犬を撮影していると子供たちが大勢駆け寄って来た。「一緒に写真を撮って!」と大騒ぎになった=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)
  • キューバでは成人式は15歳の誕生日に迎える。少女たちは着飾り精いっぱい美しくメークしてもらって家族で祝う。「老人と海」の舞台になった小さな漁村コヒマルで出会った幸せな一瞬=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)
  • ヘミングウェーが通ったバー&レストラン「フロリディータ」。片隅には彼の銅像が今も楽しげに観光客に話しかけている=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)
  • カラフルなクラシックカーのタクシー。お客は好みの車種や色、形などじっくり検討して選ぶのが楽しみだ=キューバ・首都ハバナ(酒井久美子さん撮影)
  • キューバ・首都ハバナ
  • フォトグラファー、酒井久美子さん(本人提供)

 なんとキューバ・アメリカの友好バッジとキューバの英雄、チェ・ゲバラのバッジを着けている!

 今のキューバを象徴するようなワンちゃんだ。ヨーロッパなどから来たという観光客も大喜びでワンちゃんと一緒に記念写真を撮っていた。

 ユーモラスな中にも何か風格すら感じられる堂々としたワンちゃんだった。

 ≪文豪の愛した海と空につかりきる≫

 私がハバナに興味を持ったのは何といってもヘミングウェーだ。世界各地で暮らした果てに生涯最期のすみかとして選んだのがハバナだったと聞く。「老人と海」の老漁師サンチャゴに約束したとしてノーベル賞のメダルをコブレの寺院に献納した。

 それほどまでして愛したキューバはどんなところだったのか? 私もいつかヘミングウェーが愛した海と空を自分の目で見たいという思いを持つようになった。

 さらに2000年に公開されたキューバの音楽映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を見て感動したことも影響している。

青バナナを揚げたチップス「マリキータ」と冷えた「モヒート」

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