居直った潘基文氏
菅義偉官房長官(66)は7日の会見でも強調した。
「いたずらに特定の過去に焦点を当てるのではなく…」
菅氏の矛先は、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長(71)の、恥ずかしい言動に向けられていた。潘氏は、国連加盟主要国のほとんどが眉をひそめる中国軍観兵式を参観。菅氏が批判するや潘氏は「事務総長は中立でなければいけないという誤解がある。国連は公平な組織だ」と、事務総長に必要なのは中立性ではなく、公平性だと居直ったのだった。もっとも「いたずらに特定の過去に焦点を当てる」のは、潘氏ら韓国人や中国人に限らない。「日本市民」も同様だ。祖国の歴史にウソを塗り込み賤しめる、瀬戸内氏らの思考回路を《自虐史観》と呼ぶのなら、反日と自国史の粉飾・捏造を巧妙に絡ませる韓国・中国人の姿勢は《他虐史観》。《虐(しいた)》げる行為が大好きな者同士、まるで「撲(ぶ)ったり、撲(ぶ)たれたり」を楽しんでいるかのよう。典型は、自虐史観者が他虐史観者に誤報・虚報をご注進し、他虐史観者がこれを政治利用する構図。