抗日戦争勝利70年観兵式で行進する中国人民解放軍兵士。軍靴の音は集音マイクで増幅され、世界中に流されたのだが、日本の左翼人には聴こえなかったのだろうか=2015年9月3日、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】
「パレードは非常に素晴らしかった。中国人民の平和を守ろうとの願いが十分に示されていた」
軍用機200機の飛行に、新兵器を含む500以上の装備で国際を睥睨・威圧する観兵式の、どこが「平和」なのか。
「幻聴」の治癒こそ急務
瀬戸内氏がいかに奔放な私生活を売りにしようと知ったことではない。だが潘氏が、韓国大統領の座を狙うべく、韓国世論に売り込む目的で観兵式を参観したのなら、生臭さは度を超している。前述したが「公平性」を心掛けると自称する潘氏は、菅氏の批判にこうも応じた。
「過去に正しく学ばなければ正しい方向に向かうことは難しい」
清帝国時代の過ちを指摘し、現中国の振る舞いをそれとなくたしなめたのかと思ったら、日本向けの説教だった。瀬戸内氏同様、現在進行形の中国の軍国主義より、“日本の軍国主義復活”が比較にならぬほど心配ならしい。ならば、国連本部や事務総長公邸で読まれていない?英紙フィナンシャル・タイムズの一読をお薦めする。中国軍観兵式を受け《多くのアジア諸国の心配は過去の日本の侵略ではなく、中国による21世紀の侵略可能性》と、国際の圧倒的多数意見を代弁しているからだ。