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【安倍政権考】無投票再選、後継育成いかに (2/4ページ)

2015.9.19 09:00

自民党総裁に無投票で再選され、記者団の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相(中央)=2015年9月8日午前、首相官邸(共同)

自民党総裁に無投票で再選され、記者団の質問に答える安倍晋三(しんぞう)首相(中央)=2015年9月8日午前、首相官邸(共同)【拡大】

 石破氏は、総裁選が終わったらノーサイドとばかりに9月中にも自身の派閥を立ち上げる。石破氏は総裁選告示の8日、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」メンバーとの会合で、「次の総裁選への出馬に向け、環境を整えたい」と表明。無派閥連絡会を同日付で解散し、他派閥との掛け持ちを許さない新派閥を立ち上げる考えを示したのだ。

 石破氏といえば、2009年に額賀派(ぬかがは)を退会して以降、派閥の存在に否定的な立場を取ってきた。12年9月に幹事長に就任した際には「派閥均衡人事は行わない」と、派閥領袖(りょうしゅう)の推薦人事を拒否した過去もある。

 「政権構想を作るには、長い時間と大変な労力が必要だ。『誰が』でなく何をやるのかをきちんと提示し、いつの日かご審判をいただくために備えたい」と意気込みを語った石破氏が派閥を立ち上げる決意をしたのは、党内に確固たる支持基盤を築く必要性を強く感じたからだろう。首相と戦った前回から不出馬を余儀なくされた今回までの間に、しっかりと自身を支える“足場”がない中で、ポスト安倍の最有力候補と目されながら存在感の低下を感じたのかもしれない。

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