このアプリは、有害サイトの遮断の以外に、子供が閲覧したサイトや、アプリの利用時間などの情報も把握できるという。
また、監視アプリには子供の居場所を送信する機能や、「自殺」「いじめ」「妊娠」…などのキーワード検索のほか、設定したキーワードを含むメッセージを子供が送受信すると、親のスマホに警告が送られるものもあるという。
「直ちに対策」評価されず
だが、スマートシェリフで見つかったセキュリティーの不備は、かなり深刻なようだ。調査に当たったキュア53の責任者、マリオ・ヘイデリッヒ氏はAP通信に「(シェリフには)事実上、セキュリティーがない。このように基本的に壊れたものはみたことがない」と驚きを隠さない。
アプリをインストールする際、利用者(親子)の氏名や生年月日、電話番号などの入力が必要だが、これらは暗号化されずそのままサーバーに送信されているため、第三者が簡単にハッキングして、利用者の個人情報を一斉に盗み取ることができるというのだ。なりすましや外部操作により、偽の警告を親に送りつけたり、さらには利用者全員(約38万人)の情報も盗み出したりすることも不可能ではないとされる。