予約だけで午前中に早々と売り切れることもあるという人気の「ワルダートースト」(1斤300円。写真は2斤)。焼くと外がカリカリ、中がモチモチで、耳の部分も香ばしい=2015年8月31日、京都市中京区(志儀駒貴撮影)【拡大】
発酵はゆっくり17~18時間
オーナーの森重之さん(45)は、京都・山科のパン屋さんの3代目で、高校3年生だった18歳の時「軽いノリで」パン屋さんではなく、東京の有名ケーキ店で飛び込み修業した後、フランスでも1年あまりケーキの勉強に励むが「現地のパンのおいしさや、作り手のこだわりぶりに感銘を受けた」ことで、帰国後、大阪のパン屋さんで修業し、28歳の時、山科でパン屋さんとして独立。2年前に現在の場所に移転した。
そんな森さんいわく、お店のモットーは地元の人々に愛される商品を提供することだという。「観光客や遠方のファンの方ももちろん大切ですが、僕は半径500メートル(の商圏)が勝負だと思っています」。そのため「地元のお年寄りやお子さんもおいしく食べられるよう、ハードではなく少し甘いパンにしてあります」と明かす。