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声失っても「命あれば」 つんく♂さん闘病書き下ろし (2/3ページ)

2015.9.29 07:00

パソコンを使い、通信無料アプリLINE(ライン)でインタビューに答えるつんく♂さん=2015年9月17日、東京都新宿区の新潮社(共同)

パソコンを使い、通信無料アプリLINE(ライン)でインタビューに答えるつんく♂さん=2015年9月17日、東京都新宿区の新潮社(共同)【拡大】

 「役に立てば」

 喉頭がんが発覚したのは昨年2月。数年前から違和感があったものの定期健診で異常は見つからず、青天の霹靂(へきれき)だった。

 「僕に限ってそんなに悪いことが起こるわけがないと思っていた。最初は(頭の中が)真っ白でした」

 放射線治療に耐え、約7カ月後に「完全寛解」と発表。だが再びがんが見つかり、自身がプロデュースしてきた人気グループ「モーニング娘。」の米ニューヨーク公演を見届けた後の昨年10月に声帯を摘出した。

 つんく♂さんは「1回目に行った治療で治らなかったし、次は施しようがなくなるのではないか。そんな恐怖心の中で摘出を選ぶしかなかった」と振り返る。手記を書くことにしたのは「この病気の過程で気が付いたことを書いて、少しでも世の中の皆さんの役に立てれば」との思いからだ。

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