楽天に競り勝ち、「CS進出まであと1勝」と書いたプラカードを持つロッテの大谷智久、内竜也(うち・たつや)、大嶺祐太(左から)=2015年10月3日、千葉県千葉市美浜区のQVCマリン(矢島康弘撮影)【拡大】
プロ野球は3日、各地でデーゲーム3試合とナイター1試合を行い、巨人は三回に片岡治大の二塁打などで3点を追加、さらに五回に寺内崇幸(たかゆき)が適時打を放つなどしてDeNAを7-5で下した。DeNAは最下位が決定。また、ロッテは2-0で楽天に競り勝ち3位決定まであと1勝とした。楽天は連勝が4で止まり2年連続の最下位が決定した。
苦しんでシーズン70勝目を手にした。ロッテは0-0の八回にようやく2点を奪う辛勝で、伊東勤監督は「全く試合になってない。きょうは負けなくて良かった」と険しい表情を崩さなかった。
制球の定まらない森雄大(ゆうだい)を攻めあぐねた。一回と三回に1死二、三塁と攻めたが、後が続かない。四回は2死満塁を逃した。監督が「点を取れるチャンスが何回もあって、真ん中に回っているのに取れないとこうなる」と嘆く逸機の連続だった。