サッカーJリーグ・G大阪の新スタジアム。隣接する施設は11月開業予定の「エキスポシティ」、左上は万博記念公園のモニュメント「太陽の塔」=2015年9月、大阪府吹田市(共同)【拡大】
G大阪は費用を集めて新スタジアムを建設し、吹田市に引き渡す代わりに約50年間、指定管理者となる。サッカー以外のイベントや地域の拠点としても運営し、用地の所有者である府に払う賃借料などを捻出する。赤字になるリスクはあるが、スタジアム建設担当の本間智美主任は「投資を含め、運営面での自由度は高い。あとはわれわれの腕次第」と意気込む。
自治体に恩恵、新たな手法に
さらに画期的なのは自治体にも恩恵があることだ。地域活性化やブランド力向上に期待する吹田市や公園を管理する府は、金銭的な負担なしに“集客装置”を手にした格好に。11月には隣接地に大型複合施設「エキスポシティ」も開業予定で、府の担当者は「公園全体ににぎわいが生まれる」と期待を寄せた。