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【米韓首脳会談】対北で同盟関係強化を確認 「対中傾斜」の韓国、疑念払拭に腐心 (4/5ページ)

2015.10.18 08:00

ホワイトハウスでの共同記者会見で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左)を見つめるバラク・オバマ米大統領=2015年10月16日、米国・首都ワシントン(ゲッティ=共同)

ホワイトハウスでの共同記者会見で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領(左)を見つめるバラク・オバマ米大統領=2015年10月16日、米国・首都ワシントン(ゲッティ=共同)【拡大】

 首脳会談後の共同記者会見では、中韓の蜜月ぶりを念頭に「米韓同盟に亀裂が生じているのでは」との質問も出た。「朴氏が(中国国家主席の)習近平氏と会うのは、米国にとって問題だとする意見があるが、おかしな話だ」とオバマ氏が制すると、朴氏は満面の笑みを向けた。

 だがオバマ氏はさらに、中国が国際規範を逸脱した場合は韓国も「声を上げる」義務があるとしっかり注文をつけた。朴氏は視線を前に戻した。

 南シナ海の岩礁埋め立てを強行し、サイバー攻撃の発信元でもある中国にオバマ政権はいらだっている。その中で中国の軍事パレードに足を運び、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を決めた朴政権の姿勢は、対米関係を軸としてきた韓国外交が根本的な転換を始めたのではないかとの深刻な懸念をオバマ政権内に呼び起こした。

 韓国の対中接近は対北朝鮮包囲網の綻びにつながるだけでなく、日米、米韓の両同盟を基礎に設計されたアジア重視戦略をも狂わせる。米中の「極めて複雑な関係」(ホワイトハウス高官)をより建設的な方向に導くためにも、日韓両国との連携は欠かせない。

不安残す「主導権外交」

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