現役引退の記者会見をする巨人の井端弘和内野手=2015年10月24日、東京都千代田区大手町の球団事務所(共同)【拡大】
中日時代にゴールデングラブ賞を7度受賞するなど球界を代表する遊撃手として活躍した巨人の井端弘和内野手(40)が24日、東京都内の球団事務所で記者会見し、引退を発表した。
決断理由の一つとして同学年で前日に就任が決まった高橋由伸(よしのぶ)新監督(40)の存在を挙げた。「由伸より長くやることは絶対にないと思っていた。一緒にやめられる、これほど素晴らしいことはないと思った」と話した。
井端は東京・堀越高、亜大を経て1998年にドラフト5位で中日入団。攻守の要として4度のセ・リーグ優勝に貢献した。2013年オフに自由契約となり、巨人に加入。今季は98試合に出場し、クライマックスシリーズのファイナルステージでも全4試合に出場した。通算成績は1896試合で打率.281、56本塁打、510打点、149盗塁。(SANKEI EXPRESS)