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趣向凝らし四季味わうモダン会席 舌も心も満たすごちそう よ志のや (2/4ページ)

2015.10.25 13:00

ズワイガニ入りの豪華な土瓶蒸し。薄味の出汁は絶品だ=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)

ズワイガニ入りの豪華な土瓶蒸し。薄味の出汁は絶品だ=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 「若狭グジ芝焼き」は季節感が満載。どれも上品な味わいに仕上げられている=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • 創作に工夫を凝らす黒崎譲治料理長=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • 牛乳でつくられた「嶺岡豆腐」には酸味がきいたトマトみそがよく合う=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • 聖護院カブラを編み笠に見立てた煮物=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • ホタテと甘エビを団子にした揚げ物。かすかに「八つ橋」の香りが漂う=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • サラダ仕立ての酢の物。見た目にも華やかだ=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • 安らぎを与えてくれる客室。予約をすれば個室として開放される=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)
  • 高台寺近くに位置する料理旅館。気品のある佇まいが旅人を招く=2015年10月14日、京都市東山区(志儀駒貴撮影)

 絶品だしの土瓶蒸し

 土瓶蒸しの具材はユリ根、銀杏、シイタケ、三つ葉、そしてズワイガニ。カツオ節ならぬマグロ節をベースにしただしに沈んでいるが、それらを小鉢に取り出し徳島産のスダチを絞って口に含む。

 だしは京風の薄味だが、そこにズワイガニのエキスもしみだし、その味わいは何とも絶品で誰もが飲み尽くしたくなるはずだ。

 煮物は編み笠をイメージした献立。京野菜の聖護院カブラに鴨のミンチ肉を挟んで炊いた。その“編み笠カブラ”には、ニンジンでつくった赤いひもがかけられリアルさを演出。卵黄やバターを使った黄色い餡(あん)を絡めて味わうと独特の味覚が口の中に広がる。イチョウの葉の形をしたナンキンや生麩が添えられ、季節感を伝えてくれる。

 焼き物は「若狭グジ芝焼き」。グジとは甘鯛のことで秋には脂が乗っているという。薄口しょうゆとみりんなどをかけながら約10分間強火で焼き上品な味覚を提供するが、それだけでは終わらずさらに一工夫。

衣のおからには粉状の「八つ橋」

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