千切りにしたサツマイモ、割いた焼きマツタケ、下ゆでをしたキヌサヤを泡立てた卵白と一緒に1分間オーブンで焼き、グジの上に乗せている。
さらに、揚げた茶そうめんを使っていがぐりを表現、茶そばを揚げた“松葉”も添えられ、秋の風情が漂う。柿の実になぞらえた温泉卵は西京みそに2日間漬け込んで艶を出し、口に入れるとまるでデザートのようにマイルド。もみじの形をした長芋は甘みのある梅酢漬けだ。
真鯛ふんわり爽やかに
揚げ物はホタテと甘エビをすり鉢ですりつぶして団子をつくり、煎って粉にしたおからを衣にまとわせて揚げた。衣のおからには粉状の「八つ橋」が混ぜられ、かすかに風味が香る。ショウガ塩とレモンで味わうと箸が進む。
酢の物は鯛のサラダ仕立て。真鯛を厚めに切り約30秒間蒸すだけで、「ふんわりとして食べやすい」(黒崎譲治料理長)という。