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【プロ野球】山田覚醒、史上初の1試合3発 (1/2ページ)

2015.10.28 05:30

初回、先制の2点本塁打を放つヤクルト・山田哲人(てつと)=2015年10月27日、東京都新宿区の神宮球場(春名中撮影)

初回、先制の2点本塁打を放つヤクルト・山田哲人(てつと)=2015年10月27日、東京都新宿区の神宮球場(春名中撮影)【拡大】

 プロ野球のSMBC日本シリーズ2015は27日、神宮球場でヤクルト-ソフトバンクの第3戦が行われた。連敗を喫して本拠地に戻ったヤクルトは、山田が一回に先制の2ラン、三回にソロ、3-4で迎えた五回には勝ち越しの2ランを放ち、日本シリーズ史上初の1試合3本塁打をマークした。試合は8-4でヤクルトが勝ち対戦成績を1勝2敗とした。

 【日本シリーズ第3戦】(10月27日)

ヤクルト 8-4 ソフトバンク

(1勝2敗)  (2勝1敗)

 これこそ本塁打王の真の姿だ。中田のスライダーを強振し、シリーズ初の先制点となる2ランをバックスクリーン左にたたき込んだ山田は「追い込まれていたが、当てにいくことなく、甘い球を力強く振り抜くことができた」と自賛した。

 追いつかれた後の三回、今度は直球を同じ位置に運んだ。「狙い球を絞っていった。感触もよかったし、自分のスイングで完璧とらえることができた」と手応え十分な一発で、もう止まらない。

「状態は落ちているが哲人は1本のヒットでガラリと変わる」

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