アウクスブルク戦の前半、自身2点目のゴールを決めるマインツの武藤嘉紀(よしのり)=2015年10月31日、ドイツ・バイエルン州アウクスブルク(共同)【拡大】
サッカーの欧州各リーグは10月31日、各地で行われ、ドイツ1部でマインツの武藤嘉紀(よしのり)は敵地のアウクスブルク戦にフル出場し、3点を奪った。2006年の高原直泰(当時Eフランクフルト)以来2人目。2戦連続得点で今季通算6点とし、試合は3-3で引き分けた。
2-3の後半ロスタイム、マインツの武藤はペナルティーエリア内で球を持った。右に持ち出して右足を振り抜くと、この日3度目の歓喜となる同点ゴールが決まった。加入後初のハットトリックに「非常にうれしい」。敗色濃厚のチームに勝ち点1をもたらし、チームメートにもみくちゃにされた。
前半18分、左折り返しを合わせて先制。30分にも反応よく右足を出し、2点目を奪った。
ゴール前でフリーになる動きは日本代表のFW岡崎(レスター)の映像を見て参考にしているという。最初の2点はその努力が実った。