試合中、ピッチに座り込むリオネル・メッシの所に集まるネイマール(背番号11)ら=2015年9月26日、スペイン・カタルーニャ自治州バルセロナ(AP)【拡大】
国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件が混迷の度合いを深める中、スペイン1部リーグで世界屈指の名門クラブ、バルセロナが揺れている。所属するアルゼンチン代表のリオネル・メッシ、ブラジル代表のネイマールらの脱税疑惑、カタルーニャ自治州のスペインからの独立問題など、“ピッチ外”の騒音は激しさを増すばかり。肝心のリーグ戦では圧倒的強さが影を潜めている。
高額年俸標的か
スペインの司法当局が8日、メッシに禁錮1年10月15日を求刑したと、ロイター通信など複数のメディアが報じた。スペインの検察当局は6日、父のホルヘ氏のみに求刑してメッシを対象から外したが、司法当局はメッシも同意していたと主張して両者に求刑した。
メッシはホルヘ氏とともに、2007年から09年に肖像権収入を租税回避地の会社に隠し、400万ユーロ(約5億4000万円)以上を脱税したとして、告発されていた。バルセロナは検察当局と司法当局の意見の食い違いを「驚いている」と指摘。メッシ支援の声明を発表した。