韓国戦に先発し、ダイナミックにマウンドで舞った大谷翔平=2015年11月8日、北海道札幌市豊平区の札幌ドーム(共同)【拡大】
新設された野球の国際大会「プレミア12」は8日、札幌ドームでの1次ラウンドB組の日本-韓国で開幕し、日本が5-0で完勝した。日本は二回に平田(中日)の適時二塁打などで2点を先制すると五回にも平田の右前打で1点を追加。その後も六回に坂本(巨人)がソロ本塁打を放つなど加点した。大谷(日本ハム)は6回無失点、10三振の好投。韓国は先発した金広鉉が三回途中2失点で降板し、打線も精彩を欠いた。
大谷は「素晴らしいスタートが切れた」と笑みを浮かべ、小久保監督も「大谷翔平に尽きる。最高の投球をしてくれた」と絶賛した。
9日に台湾へ移動した日本は、11日にメキシコと対戦する。プレミア12は世界ランキング上位12チームが出場。1次ラウンドはA、B各組が6チームによる総当たり戦を行い、上位4チームが決勝トーナメントへ進む。1次ラウンドの残りの試合と準々決勝は台湾で行われ、準決勝と決勝、3位決定戦は東京ドームが舞台となる。(SANKEI EXPRESS)