THE ORAL CIGARETTESは、昨年7月にメジャーデビューした4人組ロックバンドだ。ライブ動員数、メディア露出度など、スピード感のある成長をみせる若手バンドの有望株である。
ところが今年8月、ボーカルの山中拓也が喉にできたポリープの摘出手術を受けるというニュースを聞いて驚いた。音楽業界で喉のポリープ摘出の話は少なからず耳にする。しかし、彼らはメジャーデビューしたばかりの若手バンドだ。勢いもある。その歩みを一度止めなければいけない心情はいくばくか? 11日に発売された新作シングルのプロモーションでの活動再開に合わせ、いち早く話を聞いた。
「昨年の冬、ポリープが見つかったときは、まずお客さんには言わないでおこう。心配した気持ちでライブを見てもらうのは申し訳ない、と思っていました」と山中は振り返る。
発見から9カ月間、予定されていたライブには、ポリープの状態を見ながら出演を続けた。山中は「ポリープは見つかったものの、日々のライブを続けているうちに、喉に違和感のある状態が、むしろ普通のことのような気分になってきた」と語った。