さて、原作ファンの一人でもある監督の妻は、ついに完成した苦心の作を鑑賞した後、どんな反応を見せたのだろうか。「実は妻は制作の工程をずっと見てくれていたのです。少しずつ完成していく映像を見るたびに、喜んでくれたし、感動もしてくれました。妻は、私がどれだけの困難を乗り越えて本作を作ったかを知っているし、本作が僕自身にとってどれだけ大切な物語であるかも分かっています。この映画はいわば家族全員で作った作品といえるでしょう。僕は本作を誇らしく思います」。全国公開中。(高橋天地(たかくに)、写真も/SANKEI EXPRESS)
■Mark Osborne 1970年9月17日、米国生まれ。監督、プロデューサー、アニメーター、脚本家。98年の監督作品「More」は米アカデミー賞短編アニメ映画賞にノミネート。2008年の監督作品「カンフー・パンダ」は世界で大ヒットを飛ばし、米アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた。