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悲惨な出来事や過ち…忘れないために 映画「黄金のアデーレ 名画の帰還」 サイモン・カーティス監督に聞く (2/2ページ)

2015.11.27 11:00

前作「マリリン_7日間の恋」と同じく女性が主人公。サイモン・カーティス監督は「いつも女性に惹かれる」と語る=2015年(岡本耕治撮影)

前作「マリリン_7日間の恋」と同じく女性が主人公。サイモン・カーティス監督は「いつも女性に惹かれる」と語る=2015年(岡本耕治撮影)【拡大】

  • 名画「黄金のアデーレ」をめぐるマリア(ヘレン・ミレン、右)と弁護士ランディ(ライアン・レイノルズ)の戦いを描く=2014年6月19日(ギャガ提供)。(C)THE_WEINSTEIN_COMPANY/BRITISH_BROADCASTING_CORPORATION/ORIGIN_PICTURES(WOMAN_IN_GOLD)LIMITED_2015

 この作品で、もう一人の主役といっていいのが「黄金のアデーレ」だ。「あの絵は、彼女の叔父がクリムトに依頼した伯母の肖像画で、彼女の家に掛かっていたという非常に個人的なもの。これが風景画だったら全く違う話になってしまう」

 ナチスの侵攻で、両親を残したままウィーンを命からがら脱出したマリアにとって、絵画の返還は自分の人生を取り戻すことと重なっていく。

 マリアが「人は忘れてしまう。特に若い人は」と語るせりふがある。「忘れるな。それがこの映画のテーマ。今世紀も既に悲惨な出来事が続いている。過ちを繰り返すな、と言いたい」。11月27日、全国公開。(岡本耕治、写真も/SANKEI  EXPRESS

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