会議は11日までの予定。11月29日には開会式に先立ち実務者レベルの特別作業部会が予定を前倒しして始まった。部会がまとめた文書を土台に7日から閣僚会合での交渉が行われる。
気候変動による深刻な影響を避けるには世界の気温上昇を産業革命前に比べ2度未満に抑えることが必要とされる。これまでに中印を含む180カ国以上が自主的な削減目標を提出したが、なお2度未満には届かないとされる。(パリ 宮下日出男/SANKEI EXPRESS)
≪米・中・印 3大排出国の対応焦点≫
COP21の“主役”は3大排出国の米国、中国、インドだ。いずれも京都議定書の枠組みに参加せず温暖化対策を骨抜きにしてきたが、今回は前向きな姿勢を明確にし、途上国を含む全ての国に削減を義務付ける合意が初めて実現する見通し。米国の意向を反映し削減目標の「達成」には拘束力をかけない方向になるなど、3大排出国が合意内容の方向性も大きく左右しそうだ。