豪快な投げ技を繰り出す吉田沙保里(さおり)=2015年12月23日、東京都渋谷区の代々木競技場第2体育館(甘利慈撮影)【拡大】
レスリングの全日本選手権最終日は23日、東京・代々木第二体育館で行われ、9月の世界選手権女子53キロ級で13連覇を達成した吉田沙保里(さおり、ALSOK)が4大会連続優勝を狙う来年のリオデジャネイロ五輪代表に決定した。今大会は55キロ級に出場し、通算13度目の優勝。
世界選手権女子48キロ級3連覇の登坂絵莉(とうさか・えり、至学館大)は53キロ級に出場し、昨年までの48キロ級と合わせて4年連続優勝を果たし、五輪出場を決めた。日本協会の規定で、世界選手権のメダリストは今大会に出場すれば五輪代表に決定となる。
吉田が豪快な勝利で一年を締めくくった。決勝は両脚タックルから相手を後方にたたきつける「水車落とし」を決めてテクニカルフォール勝ち。「ほっとしている」と安堵の笑みを浮かべた。
出場すれば五輪代表に決まる大会で、通常体重に近い55キロ級を選んだ。「1階級上の圧力や勢いを感じたかった」と説明したが、一番の理由は体調不良だった。