人気少女マンガ「花より男子」がミュージカルになる。累計発行部数が6100万部を超え、アニメやテレビドラマ、映画化もされ、海外でもドラマ化された知名度の高い作品だ。脚本を手掛けた劇作家の青木豪(ごう、48)は「作品の魅力を歌や踊りで圧縮して、キャラクターの個性を生かすよう、気を使った」と話す。
「花より男子」は神尾葉子原作で、1992年から2003年に雑誌で連載された。中流家庭の少女、牧野つくし(加藤梨里香)は裕福な子弟の多い英徳学園高校に通うことになる。御曹司集団「F4」のいじめに果敢に立ち向かい、道明寺司(松下優也〈X4〉)に好意を持たれる。だがつくしは年上の恋人を持つ花沢類(白洲迅(しらす・じん)を好きになる。
青木は小学生のころ、宝塚歌劇団の「ベルサイユのばら」を見て、舞台と少女マンガのファンになった。自身も名門とされる東京都内の私立中学・高校に通っていたことから、「『花より男子』の世界はよく分かる」と笑う。