駒大は1区の出遅れが響いて3位に甘んじた往路に続き、復路もスタートでつまずいた。箱根初出場となる4年の宮下が6区で区間10位に終わり、追い上げムードが高まらなかった。「(敗因は)1、6区。スタートで後手に回るとつらい。選手層がもう一歩だった」。大八木監督は肩を落とした。
今季は出雲、全日本を合わせた「学生三大駅伝」でいずれも3位。村山謙太(旭化成)と中村匠吾(富士通)の両エースが抜けた穴は簡単には埋まらなかった。それでも2区に抜擢(ばってき)された2年の工藤は区間4位と好走。指揮官は「エースになってくれそうな雰囲気が見えた」と来季への手応えもつかんだ。
昨年5区で低体温症に陥り、区間17位と失速した4年の馬場は8区で奮闘。「あきらめない姿勢を後輩に伝えよう」と粘り強く走り、区間2位の好結果を残した。今季から指導陣に加わった、OBでマラソン前日本記録保持者の藤田敦史コーチも「馬場が素晴らしいものを後輩たちに残してくれた。思いをくんでやっていく」と気持ちを奮い立たせていた。(奥村信哉/SANKEI EXPRESS)