2年連続3度目の優勝を果たし、胴上げされるトヨタ自動車の佐藤敏信監督=群馬県前橋市の群馬県庁前(共同)【拡大】
全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロに43チームが参加して行われ、トヨタ自動車が4時間52分15秒で2年連続3度目の優勝を果たした。21秒差でコニカミノルタが昨年に続いて2位となり、3位にはトヨタ自動車九州が入った。4区を終えて2位のトヨタ自動車は、5区で宮脇千博が2位に2秒差のトップに浮上。6区の田中秀幸が区間賞を奪って後続との差を広げ、逃げ切った。
底力で序盤の劣勢をはね返した。トヨタ自動車は2区を終え、先頭と29秒差の9位から巻き返した。6区で勝利を大きくたぐり寄せる区間賞を奪った田中は「頭の中で勝つぞ、勝つぞと言い続けながら走った」と笑みを浮かべた。
連覇への流れを加速させたのが5区の宮脇だ。17秒差の2位でたすきを受け、序盤で一時3位に後退。先頭に躍り出てからもコニカミノルタとの競り合いが続いた。だがトップは譲らず、田中で首位を固める下地をつくった。「最初は体が動かなかったけれど、粘った」と誇らしげに話した。2位に33秒差でスタートした最終7区のルーキー、山本は10秒前後まで差を詰められた場面もあり「焦ったけれど、攻めの走りをした」と逃げ切った。佐藤監督は「はらはらしたが、総合力の勝利」とたたえた。