映画「白鯨との闘い」(ロン・ハワード監督)。1月16日公開(ワーナー・ブラザース提供)。(C)2015_WARNER_BROS.ENTERTAINMENT_INC.AND_RATPAC-DUNE_ENTERTAINMENT_LLC_ALL_RIGHTS_RESERVED【拡大】
何度か映画化もされたハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』の基になった史実を、「アポロ13」のロン・ハワード監督(61)が圧倒的な映像で再現した。1等航海士のオーウェン(クリス・ヘムズワース)が乗る捕鯨船エセックス号は、南太平洋で巨大な白鯨と遭遇する。死闘の末、船を大破された乗組員に待っていた運命は…。
白鯨が象徴する大自然への畏怖だけでなく、映画はたたき上げのオーウェンとエリート船長との対立、必ず生きて帰るという乗組員の生への執着にも力点を置く。人間の葛藤が重層的に描かれ、ドラマに厚みを加えていた。16日、全国公開。(藤井克郎/SANKEI EXPRESS)