世界の「MASU」へ
3代目の大橋博行社長は、元外資系IT企業に勤務し、時代の最先端を経験したこともある。結婚を機に家業を継ぐため、大垣に戻った。その後、既存の用途にとらわれず、枡作りの技術と、素材となる木材の特徴を生かし、加湿器やマガジンラック、ステーショナリーなどを開発、枡の可能性を広げる取り組みを続けている。
モットーは「断らないこと」「まずチャレンジしてみること」と大橋さん。その根底には、大垣の「枡」を、世界の「MASU」として広めたいという思いがある。
新たな商品開発は、デザイナーらのアイデアを、大橋さんが試行錯誤を繰り返しながら形にしていく。海外向けの取り組みとしては、ドイツで販売するための製品開発なども手掛けた。今年はフランスに乗り出す考えで、足掛かりとして、1月下旬にパリで開催される「メゾン・エ・オブジェ」に出展する。