クレーン車で転落した国道脇から移動されたスキーバスと現場の散乱物を調べる長野県警の捜査員ら=15日午後1時7分、長野県軽井沢町【拡大】
2日前に行政処分
イーエスピーは、運転手に健康診断を受けさせていなかったなどとして、13日に国土交通省関東運輸局から、所有する車両7台のうち1台を20日間の運転停止にする行政処分を受けていた。東京労働局も労働関係法令の違反がないか両社を立ち入り調査。国交省もイーエスピーに対して、道路運送法に基づく特別監査を実施するとともに、山本順三国交副大臣を現地に派遣した。
イーエスピーの山本崇人営業部長は15日、事務所で報道陣に「ご遺族に申し訳ないという気持ちでいっぱいです」と謝罪。ツアーの行程表と別ルートを走行していたことについて、「時間調整のため、高速道を使わず、行程表通り行かないこともあり得る」と釈明した。
行程表では、14日午後11時に東京・原宿を出発し、関越道、上信越道を経て15日午前7時半頃、長野県飯山市のホテルに到着する予定になっていた。
イーエスピーを旅行会社に紹介した「トラベルスタンドジャパン」(東京都千代田区)の担当者は「全てのルートで高速道を使うと早く着き過ぎてしまい、客にもホテルにも都合が悪い。実際にどこを通ったか分からないが、時間調整のため、一般道を使ったのだろう」と説明した。