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当時の様子リアルに感じ取ってほしい 映画「サウルの息子」 ネメシュ・ラースロー監督インタビュー (4/4ページ)

2016.1.22 13:00

「常に自問自答しながら撮っている」と語るネメシュ・ラースロー監督=2015年11月17日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)

「常に自問自答しながら撮っている」と語るネメシュ・ラースロー監督=2015年11月17日、東京都港区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 映画「サウルの息子」(ネメシュ・ラースロー監督)。1月23日公開(ミモザフィルム提供)。(C)2015_Laokoon_Filmgroup

 映画監督でもある実父、アンドラーシュ・イェレシュも本作を鑑賞したそうだが、ネメシュ監督に対して特段の感想を述べることはなく、ただ渋い表情を見せただけだったという。「どうやら父は私のことを同業のライバルとは考えているようです。私の思いは違うのですが…」。苦笑いを浮かべジョーク交じりに語ったネメシュ監督は、続けて、本作を見る者にこんな注文を出した。「人類の自殺願望や文明の自殺といった危険な現象に対し、常に危惧し、リスクを念頭に置きながら、人間は生きていかなければならないのです。忘れないでほしい」。1月23日、東京・新宿シネマカリテほかで全国公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:宮崎瑞穂/SANKEI EXPRESS

 ■Lsazlo Nemes 1977年2月18日、ブダペスト生まれ。子供時代と青年時代をパリで過ごした。2003年、ブダペストに戻ると、07年「倫敦から来た男」でタル・ベーラ監督の助監督に。その後、5年の歳月を経て、15年「サウルの息子」(脚本も執筆)を完成。第73回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞に輝き、来月の米アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。

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