ダンスエンターテインメント集団「梅棒」の第5回公演「OMG(オーマイガー)」。舞台をアメリカに移し、大学のバスケット部とギャング集団とCIA捜査班という3つのグループが織りなすストーリーをコミカルに仕上げた=2016年1月16日、東京都武蔵野市の吉祥寺シアター(田中幸美撮影)【拡大】
誰もが口ずさめるJ-POPナンバーにのせて、全編せりふのない芝居とダンスで舞台を紡ぐ新感覚のダンスエンターテインメント集団「梅棒」の第5回公演が、東京都武蔵野市の吉祥寺シアターで開催中だ。「OMG(オーマイガー)」と「風桶(かぜおけ)」という全く趣の異なる2演目立てで、しかも約2週間にわたるロングランと、結成15周年を迎えるグループにとっては初めての挑戦。メンバーで総合演出を担当する伊藤今人(いまじん)さん(33)は「僕らの世界は言葉では伝えづらいけれど、とてもシンプルなことをやっているので、一度見ていただければ僕らの魅力はすべて伝わると思います。ぜひ、足を運んでいただきたい」と話す。
「OMG」は、コント仕立ての笑いあり、ほろりとさせられる人情話や恋愛話ありの青春ストーリーで、まさに梅棒の王道をゆく作品。2012年の初の劇場公演作品「スタンス」をベースに、舞台設定を日本からアメリカに移し、これぞ“ザ・アメリカ”というアメリカンポップスを随所にちりばめながらストーリーを展開する。大学のバスケット部とギャング集団、さらにCIA捜査班と、最初はまったく接点のなかった3グループが話が進むに連れて微妙に交錯するというものだ。