W杯ロシア大会のアジア2次予選で、香港と0-0で引き分け、ガックリと肩を落とす中国代表の選手たち(左側)。外国出身者で主力を固めた香港に苦戦したことも、中国代表の外国出身者解禁論の伏線となった=2015年11月17日、香港(ロイター)【拡大】
クラブチームでは現在、中国がアジアを席巻しているが、その要因をなすチャイナマネーのすさまじさは今年も健在だ。
中国スーパーリーグの江蘇蘇寧は約36億円の移籍金で、英プレミアリーグのチェルシーからブラジル代表MFのラミレス(28)を獲得。これでスーパーリーグに在籍するブラジル代表経験者は12人になった。
また、北京国安は今月、元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(62)を年俸約6億5000万円で新監督に迎えた。
中国代表の外国出身者解禁は予断を許さないが、もし、決定されれば、スタメン全員が「外国人」というシーンもあり得なくはない。(SANKEI EXPRESS)