東京都選手権男子100メートル平泳ぎで2位だった北島。5大会連続の五輪を目指す=2016年1月30日、東京都江東区の東京辰巳国際水泳場(共同)【拡大】
肘と膝の古傷が暗い影を落とし、追い込めば追い込むほど「けがが出やすい」体になった。距離を積み上げたい意欲と、負傷回避への自制心がせめぎ合う姿を見守った平井伯昌(のりまさ)コーチ(52)は「どんな状況でも前向きな姿に舌を巻く」という。
北島は有力選手が出場した1月30、31日の東京都選手権の100メートルで1分0秒61の2位。代表を争う小関也朱篤(こせき・やすひろ、23)に0秒11差で競り負けた。「選考会も接戦になる。きちんとモノにする力が必要」と胸に刻んだ。
持久力への不安から12年ロンドン五輪後は回避した200メートルにも、厳しい練習で自信を取り戻した。4月の日本選手権は「100、200メートルの両方で勝負する」。一発勝負での復活を思い描く。(青山綾里/SANKEI EXPRESS)